「ニセ医学」に騙されないために
最近読んだ本です。
日本でも、新型コロナウイルスのワクチン接種も始まりました。
そこで、改めて医学についてそれぞれ考えてもらえたらと思います。
紹介されているニセ医学は・・・
ホメオパシー、瀉血(鍼灸)、エネルギー療法、気功、オーリングテスト、NAET、ソマチッド、マクロビオティックなど。
現代医療でも、「ステロイドは悪魔の薬?がんは治療するな?ワクチンは有害?」と批判する人について。
また、自然分娩など、西洋医学を否定的に考える方々について触れられています。
私たちがしてきたこと
このブログにも書いている私が興味あること、してきたこと
そう、ニセ医学ばかりです(笑)
私たちの子どもは1人目は助産院で自然出産、
2人目は自宅で家族だけのプライベート出産、3人目は自宅で水中出産。
子ども達は、みな予防接種はしていません。
自宅では、西洋薬はほとんど使わず、漢方やホメオパシーなど。
普段の仕事でもエネルギーワーク、筋反射テスト、フラワーエッセンスやホメオパシーも使います。
この本は大切なことを書いています
まず、私も代替医療に傾倒しすぎて
適切な医療を受ける機会を遅らせたり、無くさせてはならないと思っています。
私たち家族も、必要な医療は受けますし、年齢や環境次第で予防接種も必要だと思っています。
ただ、家族みんなアレルギーを持っていることもあり、調べに調べ、話し合い、本当に必要なものを選択しているだけです。
10年前の記事↓当時はいろいろ大変でした^^;


普段の施術でも筋反射を通してエネルギーワーク、ヒーリング、時にフラワーエッセンスやホメオパシーも使いますが、「医学的な行為ではない」ということをお伝えして同意して頂ける方にしか行っておりません。
また、そういったフラワーエッセンスやホメオパシーに対する処置は、治療ではなく、あくまでよりバランスを取り、スムーズに進めるための補助として扱っています。
時に、先に西洋医学的検査をお勧めさせて頂くこともありますし、併用しながら施術を進めていくこともあります。
(補助といいながらも、西洋医学では検査を繰り返しても原因不明、ただ痛み止めの薬が増えていくだけというところから、こういった波動療法で顕著な変化が出て救われたという方もおられます。ただ、あくまで私の位置づけとして鍼灸やボディワークの「補助」とさせて頂いています。)
そういったルールはあった方がいいのかなと思います。
西洋医学と東洋医学も含めた代替医療、それぞれを否定したりするのではなく、たくさん調べて、たくさん知った上で、選ぶのは自由。
hinataにも、医師、看護師、理学療法士、作業療法士…などなど、現代医療に関わっておられる方がそのような施術を受けています。
これらが大切ですね。
ホメオパシーは現物質を含まない
この本にも記載されていますが、
ホメオパシーでは、新生児にビタミンK不投与による事故がありました。
これにはさまざまな問題があります。
問題は、ホメオパシーが悪いというわけではなく
助産師さんの対処の問題、ホメオパシーに対する知識不足、母との関係性不足、説明不足、同意確認不足・・・
うちでのホメオパシーの位置づけは、転んだりなど痛い時、心理面に何か突発的なショックがあった時、風邪気味だなという時、エネルギーバランスを整えたい時、という時にホメオパシーは使っていて、許容範囲を超えた時は、別の選択をします。
以前も、子どもが遊びから帰宅して指が痛いというとき、チェックをしてすぐ整形外科の病院に行きました(やはり骨が損傷している状態でした)
アレルギーについても
私も幼少期から喘息だったり、よく風邪をひいていたので、しょっちゅう病院に行きお薬を飲んでいました。
でも、やはり自分自身で体質を変えたり、生活を見直さないと治らないということに気づきました。
子ども達がアレルギーだったこともあり、西洋医学が、東洋医学が、代替医療が、良い悪いでなく、治るのなら、何でもあり!!と思っていました。
この本にも書かれていないようないわゆるニセ医療、トンデモ系の施術もたくさん受けてきました。
お陰様で子どもたちはアレルギー症状もほぼ無し。
だからといって、私たちがしてきた自然出産、プライベート出産や、アレルギー治療を推奨しているわけではありませんし、西洋医学を否定しているわけでもありません。
科学的根拠、医学的根拠、エビデンス、統計、データは必要?
いまだ鍼灸でさえ、西洋医学からしたらエビデンスは少ないと思います。
この本でも統計、データを使われています。
そしてメリットとデメリットを考え、明らかにメリットが多ければ・・・という事も書かれています。
新型コロナウイルス、原発事故・・・統計、データいろいろ伝えられていますが、あくまで数字は数字。
ある専門家は、データをみて緊急事態宣言、自粛は意味がなかったというし、
同じデータをみて、ある人は意味があったという。
暑い夏には治まるとか・・・でも、治まらない・・・
原発事故と甲状腺、放射線の影響・・・
「因果関係は不明」という言葉で片づけられてしまうことも多いですよね。
えらい先生がいう事、本、数字、データも大切ですが、人は人それぞれ違うということ。
メリットもデメリットも違います。
治療の取り組み方、長生きを望む人もいれば、望まない人もいたり、死生観も違います。
予防接種で助かった人もいれば、予防接種で後遺症に苦しむ人、亡くなった方もおられます。
自然出産で亡くなった命があれば自然出産を否定し、医療出産で亡くなった命があれば医療を訴える。
自分に合わなければ、否定し、責める、排除しようとする。
メリットとデメリットを比べると、予防接種で亡くなる方はデータでは、少ないし、後遺症も少ないし、デメリットは微々たるもの・・・
人の命は微々たるもの、でも数字でもない。
よりホリスティックに向き合っていく必要があるのではないかと思います。
選択の自由
でも、選択は責任を伴います。
私がしてきたことから一見すると真逆のことが書かれている本ですが、偏った考えだけでなく、いろいろな考えに触れることも大切だと思います。
こういった本を通して、今こういった時期だからこそ
自分のことを人任せにせず、自分の生活、生き方を見直すのは良いのではないでしょうか?
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