日を追うごとに少しずつ環境にもなれ、自分と向き合えているものの、
お腹の調子がよくありませんでした。
他の人も、寒さのせいか、風邪(咳、鼻水)が多かったです。
ここでの食事は、朝と昼の2回、
一汁一菜 という身体にとても良い食事ですが、
私自身、瞑想開始3日目からその食事もさらに見直すことにしました。
食事は、お皿を持って自分で取って、食べて、お皿を洗います。
内容は、玄米、白米
日により味噌汁や煮物、生野菜、塩、胡麻、味噌、梅干、パン、フルーツ(みかん、バナナ、りんご)
飲み物はコーヒー、紅茶、豆乳、牛乳、はちみつ、レモン、生姜などが用意されていました。
3日目までは、消化にいいローフードのフルーツや生野菜を食べ、少ししてから玄米、梅干、味噌は欠かすことなく食べていました。
最後は、はちみつ&生姜にお湯を入れて飲むのがお気に入り。
冬の寒い中、食事が始まると、いきなりサクサクとリンゴをかじっている私を見て周りの人は奇妙に思ったと思います(笑)
ただ、ローフードと過熱食をほぼ同じ時間に食べているからか、お腹がはり、ガスもでる。
初日の蕎麦の影響も少なからずまだ残っている様子。
だから、この食事方法を止めて、
食事を生野菜、フルーツのみを少量だけにし、
過熱食は一切摂らないようにしてみました。
水分も食事前に、
時間は、朝6時半と昼11時。
(と、少しナチュラルハイジーン的かな)
朝昼2回のタイミングでしか食事ができないので少し不安もありましたが・・・感覚的に大丈夫そうだったので。
結果は、身体も軽くなり、便も快調。
口から内臓を通じて肛門まで繋がっているという感覚を得ることができました。
この食事は9日目まで続けました。
食べ物って何のために食べているのでしょう。
食べ物は単に空腹を満たすだけのものでしょうか。
おいしく、きれいにと農薬を使ったり、加工をしたり、長期間の保存、海の向こうで栽培されるものまで手にし・・・
遺伝子まで組み替えてしまうほど・・・
人間は 「食」 を自由に、コントロールしてきたつもりですが、
さまざまなココロやカラダの痛み、苦しみ、病気、恐れ・・・をも生みました。
もちろん喜びや幸福感も得たと思いますが、
結局、自然をコントロールすることなんてできるわけもなく、溢れた食の波に泳がされているのは私たちなんですよね。
加工されていないフルーツでも、
視覚、触覚、嗅覚などで認識し、
どこで、どんな人が、どんな思いで作ったのだろうと思考を生みます。
聴覚で、サクッサクッという音で感じ
食べることで甘さ、酸っぱさ・・・さまざま味覚を感じ
元気になったり、すっとした気持ちになったり、身体を変化させ、感情を与えます。
食は決して、お腹を満たすものだけではないように思います。
ロルフィングを受けている方で身体や感覚が変わると
味覚や嗅覚が変わる、嗜好が変わるという方がとても多いです。
「今まで好きだったものが、食べれなくなった」
「作る時の味付けが変わった」
「○○の香りがしんどくなった」
などなど
変化の途中のプロセスでは、ジャンクフードやおかしを食べたくなるという方もいます。(最後には落ち着きますが、それらも身体や心の変化にとって必要なものかもしれませんね。同種療法的な感じかな?)
今まで、頭で食べていたもの
たとえば、お誕生日にはステーキが幸せの証、お祝いにはお寿司やケーキ。
そうやって頭で御馳走と考え、好きなものとして食べてきたことから離れ
感覚で食べるようになると上記のように違ったものが感じられるようになるのかもしれません。
情報や偏った思考に惑わされず、身体の声、感覚を大切に、食を楽しめたらなと思いました。
(といいつつ、私も反省の毎日です(笑))
コメント
SECRET: 0
PASS:
本当に大切ですよね(^◇^)
拝読してて、私も2~3日フルーツだけの生活にしてみたくなりました(*^v^*)
そしてず~と気になってたヴィバッサナー瞑想にも行きたくなりました(^o^)丿
レポートありがとうございます♪
SECRET: 0
PASS:
>ゆみさん
コメントありがとうございます。
ヴィパッサナー瞑想おすすめですよ。
自分と向き合える10日間、ロルフィング10回よりもストイックですけどね(笑)
フルーツ生活もぜひ試してください^^
人によって、また季節によっては合う合わないがあるみたいですが、
心や身体の変化、気づきが出てくると思いますよ。(カラダの軽さ、冷え、温かさ、精神状態・・・)
私もヴィパッサナー瞑想で1週間ほどその食事をして、そのままベジタリアンでなくフルータリアンになろうかと思ったほどですが、最終日に突然止めました。
その理由なども、また追って書いてみますね。