9日目が終わり
そして…
10日最終日
完全に脱力です。
合同瞑想以外は、参加自由なので、
部屋で瞑想したり、帰り支度をしたり、ゴロゴロ寝たり・・・
「明日帰る」ということで、今までと空気が全然違います。
食事に関して
3日目以降続けていた完全ローフードを止めて
10日目にごはんと過熱食を食べました。
(7日目:食とココロとカラダ (ヴィパッサナー瞑想体験記) )
というのは、生野菜フルーツだけでもとてもおいしいし、身体も心もラク、
特に、頭(思考)は、とてもいい状態。
いい感じだし、このまま帰宅後もフルーツのみでいこうとかとも思っていました。
フルータリアンの仲間入り^^
けれど、自分で脈をみてみると結構乱れていました。
西洋医学でいう不整脈というわけでなく、東洋医学的にみて自律神経が乱れている状態。
腹診(おなかの状態をさわって確認)、ツボをみても問題あり。
この場所では、日常生活にあるようなさまざまな刺激や情報がないので、
瞑想・睡眠・食事・排泄の影響が、
直接的に身体や心の反応として現れます。
食も、シンプルな菜食なので、一つ一つ食べ物の影響を体感することができます。
(食事中も、瞑想しているように身体感覚を味わいながら食べるので、体内の動きまでも感じることができました。)
一方で、この修行のような変わった環境下ですので食事だけが原因とはいえません。
生活のストレスもあると思います。
でも、私の場合、食によって以前も同じような、自律神経の乱れがありました。
断食、小食、マクロビオティック、ローフード・・・さまざまなことをやってきて
ローフードは、身体も心も楽なのですが、
私の場合ちょっとイラッとしやくなったり(自己流だったからかもしれませんが)、
極端に痩せてしまったり
季節や時期によっての相性、長期でするとあまりあっていないのかなという感じもしていました。
(もともと食に対してあまり強い欲求がないので、一人でいると気づいたら1日食べてなかったってこともよくありますし、他のものを食べたいのに我慢しているという気持ちもないのですが・・・)
ですので、ほっこり汁物を飲んで、梅干に、お味噌を食べるとほ~っと脈も落ち着きました。
クライアントさんの中にも
「ローフード、マクロビオティックをしている」という方も多いのですが、
「大丈夫かな??」
という方もたくさんおられます。
「身体や心の状態=食事」だけありませんので、難しい問題もありますが・・・
「自分が心地よければ、感覚に従って決める」
という食事法も一見素晴らしいのですが、そこにも落とし穴があるような気もします。
うちの子供たちも感覚に従って(?)
「野菜いや~、おかし欲しい~」ですからね^^;
本当にそれは感覚なのか?
歪んだ感覚ではないのか?
考えではないのか?
こうでなければならない
○○主義、○○療法・・・
何事も、たまには立ち止まってみる
そして、リセットして、見直してみる
手放してみる
変えてみる
長期ですることで見えてくるものもありますが、決めつけず、習慣的にせずに、まずは立ち止まることも大切だと思います。
マクロビ、ローフード、○○食事法など、
さまざまな食が溢れる中で、
食を改善したり、方向性を見つけたり、とても素晴らしい地図になると思います。
でも、それが誰にとっても正しいわけではないと思います。
マッサージや整体も、ロルフィングや東洋医学も同じだと思います。
だから、私はクライアントさんにもあくまで道しるべや地図として紹介することはありますが、
基本は自由。
地図を頼りに、食を根本から改善し、生まれ変わる人もいますし、
地図に頼りすぎて、迷子になる方もおられます。
あくまで地図は、地図であり、現地ではないので
ある程度方向性がわかれば手放す選択もありだと思います。
方向性や自分の感覚さえわかっていれば、迷子になりませんので、
自分が必要だと思うならば、
お酒を飲んでもいいし、チョコを食べてもいいし、ジャンクフードも食べても、OKだと思っています。
また、元の場所に戻ったり、方向性を整えればいいだけですから・・・
今の日本の食にとても、不安な方がたくさんだと思います。
家族、子供たちへの食の影響・・・
できる限りのことをすることは大切だと思いますが、
数値や情報をみて、ビクビク不安になることは
食事で与える影響と同じくらい
身体にとっては強い影響を与えます。
自分の身体を知る、食の方向性を知る・整える
あとは楽しく食事ができるように・・・なればいいなと思います。
やっぱり何事も楽しむのが一番 かな?(笑)
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