オムツなし育児とは、なるべくおむつの外(おまるやトイレ等)で排泄させる育児のことです。
早い子だと生後数週間で始めるそうです。
え~!!
と思うかもしれませんが、
布オムツも紙オムツも最近のことで、現在でも地球上の約半数の人々が普通にやっている赤ちゃんにとっての自然な排泄ケアです。
おむつなし育児は・・・
トイレトレーニングではありません
早くオムツをはずすことを目的としていませんし、無理にすることはありません
人間にとって大切な排泄を通じて、赤ちゃんと気持ちがつながる育児法です
細かい仕草、なぜ泣くのか、いろんなことがわかってきます
子供は、排泄がスムーズになりオムツの不快さも無くなり、ご機嫌になります
布オムツ、紙オムツの枚数が減って、親も楽で楽しい、地球にも優しいです
↑くまさんと一緒におしっこ
最近の子どもの排泄事情
私の子供は、比較的遅い時期(2歳になる前)に始めました。
おむつ無し育児といっても、
一応おまる(はじめは小さいバケツなど)を置いて、「おしっこ・うんちはおまるでしてね^^」と言ってはいますが、いまいち導き方もわからず・・・
もちろんそこにすることはなく部屋中におしっこをする状態。
子供はとても気持ちよさそうで、私たち親はへっちゃらなんですが、そろそろきちんとできるようにと始めました。
オムツでないと排泄できない子が多い
先日自然育児友の会 にも参加し、いろいろお話を聞きました。
実は、
オムツでないと排泄が出来ない子が多いとのこと。
それはそうですよね。
まず、「オムツにしてね」とお願いされて、オムツにすると喜ばれ
また、時期がきたら「外で出してね」とお願いされ、パンツでするとおこられたり残念な顔されて・・・
親の都合ですものね。
オムツでするのは気持ち悪いし、我慢したり、おしっこで冷えたり、排泄コントロールがうまくできないというのも理解できます。
正にコミュニケーション
といことで私たちも心配ながら、おむつなしをやってみると
約1週間ほどで成功!
タイミングがよかったのだと思います。
そもそもうちのこは勝手に服を脱いで全裸になるので、はじめようと思う前からオムツ無しではあったので、子供はオムツ以外で排泄することに抵抗もないようでした。
だから今は自分でおしっこがしたくなったらトコトコとホーローおまるに行き、おしっこして、
「でた~」
と言います。
「気持ち良いね、よかったね~」と褒めてあげると自分でトイレに行き、入ったおしっこを流して帰ってきます。
この温かい時期は、基本家では裸(着ていてもすぐ脱ぎたがります)、なので服が汚れる心配もありません。とっても楽!!
たまにおしっこは何かに集中している時とか、少しお腹が冷えたときはおまる以外でも出てしまうのですが・・・
それ以外はたいていうまくいくようになりました。
うんちも最初は自分から茶色い物体が出るのに恐がって泣いていました(こういう気づきも大切ですよね)
「て、て(手)つないで~」
と約1時間ほどその状態で格闘することも・・・
それも次第になれ、うんちは100%の成功率になりました。
これで一安心!!
しかし、そんなに甘くはなかった。
とってもおりこうになってきた2歳児。
おまる以外で出してしまうのはいいのですが、機嫌が悪いとき、いたずらをしようとするときにわざと違うところでおしっこをするのです。
この前は私の上で明らかに狙い撃ちをされました。
娘は
「ごめんねぇ~」
と言いつつ、構ってくれないとおちゃんが悪いというような顔をしています。
コメント
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おむつをはずすと、こんなにも子供の排泄と感情がつながっているのかと気づかされますよね。
子供って、大人の気を引くためにおしっこもうんちもするし、本当に周りのことをよく見ていて、そして自分の世界をもっているんですよね。
うちは、おむつなし育児はしたことありませんが、3人とも1歳半前にはパンツにしています。パンツにした途端に、何だか一人前にでもなったかのような顔つきで、自信ありげ。子供っておもしろいですよね。
おむつをしていると、これだけのコミュニケーションをさぼっていたんだなぁと痛感します。
おむつなし育児、なかなか勇気がいりますが、次はって、次があるかもわかりませんが・・・、チャレンジしてみたいです!
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>あやあやあやさん
ほんと排泄と感情はとても強く繋がっているように思います。だから少しでもストレスをかけずに成長できるように・・・と思っています。
ほんと日々、子供に学ばされることばかり・・・一日おしっこを何回してるのかなとか、それがだんだん1回にまとめてできるようになったんだなとかおむつでは見えないことまで見えてきて楽しいです。
育児は育自でもありますよね^^
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一歳九ヶ月のお姉ちゃんと三ヶ月の妹ちゃんのママです。
おむつなし育児成功おめでとうございます♪
私もやってみたかったのですが下はともかく上の子は「もうすぐ二歳になるし」と諦めていました。(始めるのは生後三ヶ月頃がベストとありましたし、実際やっている方も一歳未満のお子様が多かったので)
けれどもこの記事を読んで挑戦しようという気が起こりました。
本当に励みになります。
ひとつ相談に乗って頂いてもよろしいでしょうか?
私の長女なのですが六、七ヶ月頃から夜寝ているとほぼ毎晩「あー…うー」等とうめき声を出すんです。
それをほっとくと泣いてしまうので、哺乳瓶でジュースを飲ませると寝てしまいます。けれども寝ながらのダラダラ飲みから虫歯になってしまって。
何とかやめさせたいのですが、お茶も水もダメでした。
薬局から「カルシウム不足では?」との事でカルシウムを一ヶ月程飲ませましたが目立った変化も無く。
二、三日前に熱が出て昨日熱が引いたのですが、その夜は泣いて暴れたりいつもより飲む回数が多かったりと本当に寝れませんでした。
昼間は他の子より走り回るような、まめに動く元気な子です。
いきなりこんな相談をしてしまってすみません。
お気が向いた時でいいので、よろしければ一言お願いします。
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>マミーさん
ありがとうございます。
私のところも時期が遅く心配でしたが、意外にもスムーズにいけて驚きました。
妹ちゃんと共にやってみると、うまくできるかもしれませんね。
また、うちの子のうまくいったコツなど近々書いてみようと思います。
長女ちゃんのこと心配ですね。
症状だけでは確かなことはわかりませんが、私が感じたことを書いてみますね。
まず、日中元気で遊んでいるのならば健康上は問題ないと思います。
ちょうどその時期(生後6、7、8ヶ月頃)は、夜中に急に起きてぐずったり、夜泣きになったり、時には遊びだす子もいます。
他にもすごい寝返りしたりするなど子供によって違いますが、多くの場合はそうやって心と身体のバランスを調整をしていることもあります。
全て意味のある行動なんですね。
これは、発育過程にみられるもので現在の言葉の使われ方と違いますが「知恵熱」の一種といわれています。
どうすればいいのかというと。
私の考えとしては、症状を押さえ込もうとせずに、スムーズにバランス調整が出来るお手伝いをしてあげればいいと思います。
「カルシウム」という考えもあると思いますが、一成分だけを補うのではなく食事全体を見直してあげた方がいいと思います。
子供は熱の塊です。そこに砂糖やおかし、砂糖入りのジュースなど精製された甘いものをいれると、それを落ち着けるのにキーキーいったり暴れたり、頭をかいたり、それでも無理なら夜に・・・ということもあります。
(また疳の虫のときもありますが、同じく無理に薬などで抑えない方がいいと思います)
簡単にできることとしてベビーマッサージも有効です。
なんとなくで大丈夫です。気持ちよいだろうなというところを触ってあげるだけで大丈夫です。
そして、何より大切なことはお母さんが心配しないことです。(お母さんの心配は子供にすぐ伝わります)
心配なのはわかりますが、成長の過程として見守ってあげる。
少しいい加減な感じがしますが、子供の代わりに、いっぱい寝てあげるくらいで。(それ位に思っていた方が案外うまくいきますよ。)
小児を扱える鍼灸師さんに診てもらうのもいいかもしれませんね。
また気になることがありましたらご連絡ください。
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読ませて頂いて、本当に目からウロコが落ちる思いでした。
砂糖類にはそんな影響があるんですね。確かに長女はかなり早いうちから甘いものを与えていました。
そして何より私自身、気にし過ぎな面がありました。
その証拠に、長女に手を焼いているせいか次女にはあまり構ってやれないのですが、ほっといても指をしゃぶったりして一人で遊んでいるし、夜も授乳無しで眠ってくれます。
ちなみに長女は授乳無しで寝れませんでした。
子育ては肩の力を抜いてドンと構えろ!ですね(笑)
早速昨夜、例のうめき声を出し始めたので「バランスを取ってるんだな」と思ってほっといたら、しばらくして眠ってくれました。(その後二回程泣いたのでジュースを与えてしまいましたが)
実は四、五日前、長女が発熱しまして。今までは翌日にはさがっていたのですが、初めて三日程続きました。(おかげさまで今は熱はさがりました。少し咳が出ますが)
病院では風邪との診断でしたが、私の中で思い当たる事が三つあります。
一、まだまだ甘えたい時期に妹が出来たので、寂しい気持ちをずっと我慢していた。
二、一週間前から紙オムツからパンツにする時間を増やした事で、心と体がついていかなかった。
三、夏に向けての体作り。
どれが正解かは判りませんが。(笑)
でも里帰りした頃から、抱っこしたり眠る時は必ず私や母や主人の服の中に手を入れて胸を触ってくるので、それで心身のバランスを取ろうとしてるのかなと思います。
実は次女をオマルに「しーっ」とかかげてると、必ず長女がやって来て自分がまたがります。
「私だって出来るもん!」というお姉ちゃんのプライドなんでしょうね。
この姿を見ると、おむつなし育児は長女を成功させるのが先決かなと思います。
今の所、トイレに座る→ペーパーをちぎって落とす→終わり。が長女のパターンです。
今回はお忙しい中、相談に乗って頂いて本当にありがとうございました。
娘さんのおむつなし育児のコツも楽しみにしてます。
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>マミーさん
そうですね。肩の力を抜いてください♪
ママがニコニコだと子供もニコニコ、ママがビクビクだと、子供もビクビク。
だから、私のところに子供さんの施術に来られるお母さんも、「先にお母さんを治療した方がいいですね」ということが多いんですよ。ぐうたら育児が、ママにとっても、子供にとっても、パパにとってもいいと思います。
私も子供に学ばされることばかり、私たち大人よりも身体はとても素直で、調整したり回復する能力があるので、基本は見守るだけで大丈夫です。
しかし、限界を見極めてあげる。そして、自然治癒力を阻害しない・引き出す食べもの、動作、想いを大切にしてあげるだけでいいんだと思います。
精製された白砂糖、加工されたもの(おかし、飴、チョコ、ジュース)は、たまにぐらいにしないと身体にとって毒になることもあります。できるだけ旬のフルーツ・ドライフルーツやお芋、トウモロコシ、ミックスジュース(家で作った)をあげて欲しいです。なぜ虫歯になるのかというと・・・長くなるのでまたいつか書きますが、単に歯に磨き残しがあるからだけでなく、歯を溶かさなければいけないぐらい砂糖によって身体の成分を失うことになっているからです。
そうですね、3つ全て関係しているかもしれませんね。
そう考えると、きっと必要な、とっても大切な風邪や熱だったのだと思います。熱を出して、古い細胞が壊れて、新しい細胞になると心も身体も大きく成長します。だから、状態にもよりますができるだけお薬で症状を抑えない方がいいと思います。(おかしな咳、ひどい高熱、いつもと違うという時などは病院やお薬も必要ですが・・・)
バランスを取るために甘えてくる分にはいっぱい甘えさせてあげてください。
きっと「そんなこともあったなぁ」というぐらいいつの間にか治ってると思いますよ。
大変なことも含め、ひとときの育児・育自と思ってお互い楽しみましょうね。
家も最初は、便器にトイレットペーパまみれで大変でしたよ!!一緒ですね。
同じように悩まれている方もいらっしゃると思いますので、今回のことも含めまた別の形で記事にさせて頂きたいと思います。
(コメントも皆に公開されていますが、新しい記事を更新すると埋もれてしまうので・・・)
また何かありましたらお気軽にご連絡ください。