子供の風邪を自然療法で

奇跡のりんご 自然療法

子供の風邪

季節が変わる頃、多くの方がゴホゴホ、クシュンと風邪をひきます。

私の子供もかなり久々に先月風邪をひきました。

それも、高熱、咳コホコホ、鼻水だらだら~。

風邪をひいたら

こんな時皆さんどうしますか?

 

薬を飲ませる、医者に行く、氷枕をする・・・。

 

私の小さい頃もそうでした。

早く病院に行き薬を飲めば治ると信じていました。

しかし、今はそのようなことはしません。

 

まず、風邪や熱は悪者のように扱われますが、決して悪者ではありません。

私たちの身体にとっても大切な調整作業

熱を出すことで菌やウイルスをやっつけてくれる。

つまり、病気を治すために熱を出してくれているので、熱はとても大切なものです。

ですので、戦わず自然の流れを経過させましょう。

身体をリセットするチャンス

悪い細胞を壊し、汗をかいて大掃除ができます。

くしゃみや咳も排毒&背骨を調整してくれる作業

子供の成長にとって大切な課程
熱などによって過去のマイナスな情報を消化したり、
心身がより強くなっていくという考えがあります。

 

あえて症状を止めない

ですので、うちでは、薬などで症状を止めることはしません。

解熱剤や薬で症状を無理に止めると、その時はラクで良いけれど

あくまで症状を抑えただけ。

だからダラダラ長引くこともあるし、正しい回復のプロセスを辿っていないので、それがひっそり息を潜めていずれ違う形として出てきます。

とはいえ症状は辛いもの。

そこで自然療法でできるだけ自然の回復の流れをお手伝いします。

 

ホメオパシーも使えます

まず、行ったのはホメオパシー。

ホメオパシー

同種療法なのでまずは熱の性質のレメディを与えて様子をみます。

それから症状や経過などからアコナイト、アルセニカム、ベラドーナ、ナックス・ボミカ、フォーラム・フォス等

子供の反応はとても早いので、合う、合っていないがすぐにわかります。

 

食、自然のチカラを頂きます

夕方になると症状が強くなってくるので、

レンコンの絞り汁

 

(生のれんこんをすりおろし、その汁を与えます。咳にとても効きます。飲まないかなと思いましたが、身体が欲するのか飲んでくれました。即効性もあります)

 

 

リンゴのすりおろし

(風邪の定番ですね。消化ではなく、回復にエネルギーを使った方が良いので身体に負担のかからないものを食べさせる。だから、食欲がない時は水分をしっかり取り、食べさせなくても大丈夫です。)

奇跡のりんご

 

 

 

温かいタオルで後頭部の温シップ

 

(冷やすのではなく熱をこもらせないように、熱を与えて自然の流れを助けます)

しかし、温シップは嫌な様子。なので、子供の感覚に従いすぐにやめました。

夜になるとますます熱が高くなってくる。

 

 

そこで、キャベツの葉を頭にかぶせます(カリメロみたいでかわいくて笑いそうになりましたがしんどい本人を前に笑うのはこらえました・・・。)

ひんやりして気持ちいい様子。寝れなくて動いていたのがキャベツをのせたらすーっと寝ました。

キャベツで良い冷やしを与える&悪いものの排毒作業という感じです。(かぶ、小松菜など他の葉ものでも代用できます)

しばらくするとシャキシャキのキャベツがしなしなになるので、新しいものに取替えます。

数回繰り返すと熱も下がりました。

使い終わったキャベツは、もったいないですが毒を吸収しているので食べずにキャベツと農家の人に感謝してさよならしました。

 

 

それでも下がらない時は、豆腐パスター(お豆腐のシップ)も有効です。

(お豆腐を水切りしてつぶして、つなぎに小麦粉を混ぜ、木綿の布かガーゼ、または和紙に2センチくらいの厚さにのばし包みます。それを身体に当てるだけ)

熱は下がればOKではなく

咳や鼻水などの症状はそれから数日続きましたが熱はすぐに下がりケロッと元気になりました。

なんだか一皮剥けて成長した様子。 (よくおしゃべりするようになりました)

 

そして、多くの人は、熱が下がれば → 治った → 仕事・学校へと思いますが、実は熱が下がってからもゆっくりすることが大切です。

まだまだ回復作業が続いていますので、絵本を読んだりとゆっくり過ごさせました。

という具合に自然療法を行いました。

 

私自身、まだしっかり話せない子供に大丈夫かなと不安がありました。

しかし、薬を飲ませる方が不安が多いのでおのずと自然療法を選ぶのですが・・・

その分、体温計任せにするのではなく、子供の顔色、しぐさ、呼吸、体力をしっかり感じて親が判断する必要があります

当然寝不足になるし大変です。

子供にとって風邪、熱は大切な行事の一つと考え、付き合い方を変えてみてはいかがでしょうか?

 

 

<注意>

大人であれば、「そろそろ限界かも・・・、病院、薬、救急車!!」という自分で判断することも可能ですが、特に小さい子ではそうはいきません。

だから、自然療法が全ていいというわけではありませんし、薬が必ずしも悪いとはいうわけではありません。対応しきれないとき、不安があるときは迷わず医療機関に受診してください。

キャベツについていることもあるリステリア菌感染についても注意が必要です。健康な大人ならほとんどが吐いたり下痢をしたりといった消化器症状が出るだけです。

しかし、生後まもない赤ちゃんやご高齢の方、免疫が低下している人には、感染により重篤な問題も起こることがありますので、ご注意ください。

 

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    hinataさん、こんにちは!
    ちょうどヨガリトリートの講座で「季節とからだ」についてお話しさせてもらったところだったので、思わず嬉しくてコメントしてしまいました。
    私も咳がずっと続いていて、躊躇していたレンコンの絞り汁に今日挑戦です。
    熱はないので、キャベツはかぶらなくて良いですかね(^人^)

  2. hinata より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >あっこstyle*akikoさん
    ありがとうございます。
    レンコンは、とっても即効性がありますよ!
    そのまま飲む場合は火を通す方法(湯を入れたり)と生の方法がありますが、私は生をお勧めします。
    その他、いろんな料理に入れて食べてもいいと思います。
    そして砂糖、お菓子は肺や気管を緊張させるので少しの間控えることも大切です。
    キャベツは・・・かなりのかわいさなので熱が出た時に試してみてください。
    笑ってしまい、しんどいのがふっとびますよ。

タイトルとURLをコピーしました