ロルフィングで身体教育を
「部分ではなく、全体を・・・」
そう私、ロルフィングをするロルファーでした(笑)
ロルフィングは、10回のセッションで全身を統合していく「身体再教育法」
体の持っている本来の心地よい姿勢や動きを取りもどすため、感覚を通した学びをしていきます。
この写真を見ると前の記事のような整体や矯正をしているようですが、目的が異なります。
部分の矯正や治療を行うのではなく、全体の調和を取り戻すように働きかけていきます。
ロルフィングの目的は、身体教育です。
一般的な整体や矯正は、すぐに戻ってしまいますが体験学習した教育は一生モノです。
お越し頂く方には、「子どもや家族に鍼灸やロルフィングできていいいですね~」なんて言われることもありますが、あまりしてきませんでした。
家での私は子どもからしたら「遊ぶ相手」
だから、ロルフィングきちんと受けてくれません。なので、寝かしつけできるときに触れる時間を増やしました。
まだ小さい身体でバランスに問題もありませんが、触れていると緊張や動きが少ないところが色々ありました。
眠りながら身体をビクビクさせ解放していっている様子。
特に崖や階段から落ちて頭をたくさんぶつけていた息子には、あっていたのかも。
ロルフィングを通して、姿勢や、動き、感覚が変わり、生活や生き方自体を変えられ、症状も含め変化される方がとても多いです。
例えばインナーマッスルが使えるようになり、心地よい歩き方ができるようになるとそれだけでも内臓へのマッサージ効果もあります。
感覚の変化で、食の好みの変化が出たという方もおられました。
さまざまなバランスの改善により自然治癒力が高まり、土台作りとなるのは確かです。
そもそもロルフィングは治療ではないし、アレルギー、アトピーの改善を目的に行うものではありませんということを前提に、アレルギー、アトピーに関してはまた別のサポートも必要だと思っています。実際、花粉症やアレルギーのロルファーがいますから…私も蕎麦アレルギーが治っているわけではないし…
そこで後に出てきますが、クライアントさんの状況や希望にもよりますが、私のロルフィングセッションではホリスティックヒーリングとしてカラダの声を伝えるということは取り入れています。
ロルフィングは10回のセッションなので数ヶ月にわたり継続してカラダの状況を知ることができるので、単発の施術ではわからないようなエネルギーの状態や体質などの特徴がわかってくるのです。
(最近しているのは「あえてアレルゲンとの関係性を浮かび上がる」それからワークするとより変化が出てくるように感じています)
これからはより「教育」という部分を大切にしていきたいなと思っています。
自分の身体の状態を深いレベルまで知り、向き合う教育。
これまで子どもの園のことでモンテッソーリ教育、シュタイナー教育、もりの幼稚園のことに触れてきました。
そこで感じた大切なこと。現代人が忘れていることを伝えていきたいなと思っています。思考から感覚へ、快の探究…それはアレルギーやアトピー改善にも通じると思います、まだ試行錯誤中ですが・・・

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