幼児期は、長い人生を支えていくカラダをつくる大切な時期です。
体力だけでなく、持久力、集中力、平衡感覚など・・・
シュタイナー教育ではオイリュトミーという特徴的なものがあります。
モンテッソーリ教育では、線上歩行(線歩き)というものがあります。
大きく床に楕円のラインを作りその上を歩きます。
歩くときは
右足のかかとを、左足のつま先につける
そして、左足のかかとを、右足のつま先につける・・・
というように静かに線の上を歩きます(下に写真があります)
精神統一・集中しているときはグラグラせず長く進んでいけるそうです。
平衡感覚、精神力を身に着けるとともに、
身のこなしがかわり、
心も身体も落ち着いてきます。
この幼児期に、身体の平衡感覚を身に着けた子は
その後の生活で不注意から事故にあうことが少ないそう。
でも、ただただ線の上を歩かせたらいいというわけではありません。
子供を観察し、集中力などを観察しながら
楽しみながら、「できた」を積み重ね、少しずつ距離を伸ばしていきます。
自分でしたいと思える状態でないと、
「イヤ、もうしない」になってしまいます。
無理にさせるようでは、モンテッソーリ教育の意味がありませんからね。
内容は簡単でもやるのはとても難しいことだと思います。
娘が公園で教えてくれました。
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