モンテッソーリ教育 メリット、デメリット⑱最終回

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モンテッソーリ教育のまとめ

さて、モンテッソーリ教育の記事ですが、

今日は、残りの記事を全部公開して、最終回です。

これらの記事は、1年以上前に書いていた日記です。

今は、引っ越しをして別の園(森のようちえん)に通っています。

モンテッソーリの園は引っ越しまでの数か月でしたが、

3歳というとても大切な時期に、子供も親もたくさんのことを学べたように思います。

今、娘は4歳、もうすぐ5歳とすっかりお姉さんになりました。

モンテッソーリ教育から離れた今も、学んだことは娘の中に生きていると感じますし、

きっと大人になっても残っていく宝物を得られたように思います。

こんな教育でした

園に通っていた時の先生との毎日の連絡帳(交換日記のような)を見返してみました。

ただの連絡事項だけでなく、ノートに子供のことがびっしり書かれています。

24時間、どんな時も、先生と親で、子供を見て、見守り、

最大限のサポートしている様子が書かれていて涙が出る思いでした。

モンテッソーリ教育は、

心を育てる教育

内面の成長を促す教育

自立を促す教育

 

そして、とても大変で、とてもステキな教育だったように思います。

 

記事にした想い

この1年以上前の記事を発信しようとしたのは、

怒っているお母さん、疲れ切ったり、イライラしているお母さんもよく見かけるからです。

また、

「この子は、手がかかる」

「言うことを聞かない」

「子供がすぐ泣く、怒る」

という声も良く耳にするからです。

それらすべて、子供たちの 「声にならない声」 だということを知ってもらいと思います。

多くは、自分の想いがあり、その想いが叶えられていないということだと思います。

抑え付けて言うことを聞かせることもできると思います。

無理やり聞き分けのいい子をつくることもできます。

 

何度も親が怒れば、自分の想いは叶わないということを知り、表現さえしなくなりますから・・・

うちの子たちは、とても手がかかります。

手がかかる子は、感覚、感受性が豊かなことが多いように思います。

それを理解し、環境を整えてあげて、見守ってあげる。

私は普段、ロルファー、鍼灸師として人に触れていますが、

身体の制限は、「筋肉が、骨が・・」というレベルではなく

こうした幼少期からの制限が、大人になったとしてもそれがカラダに表れているように思います。

(さらにさかのぼると出生時、もしかするとそれ以前も影響しているように思います)

関連記事:歪み妊娠出産にさかのぼる

歪みは妊娠出産にさかのぼる
すごいタイトルですよね。私が、『子どもに伝えるお産ワークショップ』を開催した理由は「お産の真実をしってもらいたい」、「より自分らしいお産を知ってもらいたい」という思いがありました。それと、日々鍼灸やロルフィングをしていて感じることがあります...

 

わかってきたことは、

 

正しいことはこういうものだと無理やり強制しないこと 

起こること全てに意味があるので、できるだけ自然にすること

未消化の想い、行動を消化させてあげられるようにする

消化でき満足がいくと、スペースが生まれてくる

そうすると、子供はとても 正常化 します

(これは、子供だけでなく大人も、ロルフィングにおいても言えるように思います。前回の記事に少し書きましたがモンテッソーリ教育はロルフィングという身体教育と同様に、統合をめざし、静けさ、静粛を大切にしているように思います)

それらができる環境として、これまでモンテッソーリ教育、シュタイナー教育、森の幼稚園などを

紹介してきました。

もちろん、一般の園でできることもあります、

親ができることもたくさんあります。

私も親として初心者、反省の毎日です^^;

親もみんなで成長していきましょう。

育児は育自ですからね。

子供たちがスクスク、ニコニコ成長できることを願って・・・

モンテッソーリの園を検討されている方に(問題点など)

これまでの記事を見るとモンテッソーリ教育が素晴らしいもののように感じられるかと思いますが、実際きちんとした教育を受けられる園は少ないように感じます。

 

子供一人一人を見る、感じる、自分でしよう、自分でできるようになるまで待つ、援助するというのはすさまじいエネルギー、時間、根気、体力、愛情がいると思います。

もちろん少人数制でないと難しいですし、当然学費もかなり高額です。

実際、モンテッソーリ教育を取り入れた園、学校も増えつつありますが、お受験として利用されていることも多いようです。

教具がそろっている、他の子供よりも早く○○できるようになる、良い学校に入るというのは、

モンテッソーリ教育の本来の目的ではありません。(娘が通っていた園ではお受験目的の方は一切お断りでした。)

モンテッソーリ教育をそういった使い方をすると、机上のテストの結果も良くなると思います。

お受験が悪いわけではありませんし、お勉強が得意な人も世の中には必要なのですが

自分の子供にどうしてあげたいかを考えて園を選ばれるといいかと思います。

これまでシュタイナー教育、モンテッソーリ教育など紹介していますが、

大切なのは教育方法だけでなく、園の選択だけでなく、

先生、親、子供との関わりあいではないかなと思います。

そして、将来、未来の子供ばかりを見るのではなく、

できるだけ「今」の子供、「現在」の子供を見てあげられるといいかなと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

モンテッソーリ教育記事まとめ

└ 多くの人に知ってもらいたいモンテッソーリ教育①

└ どれだけ知っていますか?モンテッソーリ教育②

└ マリア・モンテッソーリ モンテッソーリ教育③

└ モンテッソーリ教育の特徴 子供を知る④

└ モンテッソーリ教育の特徴 子供を見る⑤

└ モンテッソーリ教育の特徴 教え方のコツ⑥

└ 子供の大切な時期:敏感期 モンテッソーリ教育⑦

└ 敏感期を見守る モンテッソーリ教育⑧

└ 子供サイズ モンテッソーリ教育⑨

└ 重たいもの モンテッソーリ教育⑩

└ 本物を使う モンテッソーリ教育⑪

└ お仕事をする・バウンダリー モンテッソーリ教育⑫

└ 心と身体をつくる線上歩行 モンテッソーリ教育⑬

└ キャラクターを使わない モンテッソーリ教育⑭

└ テレビを見ない モンテッソーリ教育⑮

└ 魔法のコトバ「いいよ、ダメに代わる言葉」モンテッソーリ教育⑯

└  モンテッソーリ教育、シュタイナー教育の違い 自由とは?⑰

└  モンテッソーリ教育 メリット、デメリット⑱最終回


コメント

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    ゆっくり読ませていただきます。
    共通する、共感できることが多いように感じます。
    シェアをありがとうございます。
    近いうちにロルフィングいかせていただきます。

  2. SECRET: 0
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    >あなたの魅力を最大限に引き出す案内人めぐみブログさん
    ありがとうございます。
    日々、ロルフィングや鍼灸をしていると幼少期の頃の影響がカラダやココロに大きく出ているという方が多いように感じます。
    小さい子供たちにしてあげられることがあるし、大人ももっと楽に生きられる方法もあるのではないかなと思います。
    皆でみつけることができるといいですね。

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