モンテッソーリ教育では、子供にとって大切な時期として
「敏感期」
という考え方があります。
敏感期とは
「ある能力を得るために、感受性が特に敏感に働く時期のこと」
敏感期 の行動はいろいろあります。
2、3歳頃こんなことありませんでしたか?
これらは全部うちの子たちがしていたことです。
ハサミ敏感期の時は、私の服までチョキチョキ^^;
そして、シールブーム。
絵が描かれているシールから、セロテープ、ガムテープ、ペタペタといろんなところに貼っていました。
その延長で、絆創膏ブーム。
あまり病院に行った記憶はないのですが、本などからお医者さんに興味を持ち、お医者さんごっこです。
娘が「ここ怪我してますねぇ」と私の虫刺されを発見し、何やら注射をしたり、くすりを塗ったりという仕草を
したあと、「血が出ているので絆創膏はりますね」と貼ってくれます。
何枚も、いたるところに・・・
朝起きると私の顔に絆創膏が!?ということも
もったいない?
でも、絆創膏を貼るというのはとても高度な動きです。
絆創膏を1枚切り離し、紙の袋から上下に引っ張り取り出し、さらに怪我(虫刺されのポイント)に合わせて、おいて粘着部分から紙を外して貼り付ける。
そういったことを行いながら、自分の視覚、動き、距離感、身体をより認識していっているのですね。
こうやって生きる力を養っているというわけです。
それを逃す方がもったいない!
だから、100円ショップで絆創膏買って飽きるまでやらせてあげようと思いました。
それも永遠に続くわけでなく、心も身体も満足すれば数箱で落ち着きますので・・・
園では思い切りシールを楽しめます。
敏感期の行動
たしかに危ないことや、勿体ないこともあるのですが・・・
生きる力を養うために、チャレンジしているのです。
この敏感期、「もうなにしてるねん」と止めるのと、見守ってあげるのとでは
後々大きな違いがでると思います。
それからも成長にあわせて
言葉の敏感期
書くことの敏感期
読むことの敏感期
数の敏感期・・・
などあります。
良いタイミングでサポートしてあげられると子供はのびのびと成長します。
これを見て、感じて、サポートしていくのがモンテッソーリ教育
この敏感期に合わせて教具などうまく使っていきます。
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