シュタイナー教育のにじみ絵に参加してきました

にじみ絵 └ シュタイナー教育

先日、シュタイナー教育で行われるにじみ絵に

子どもが参加してきました。

にじみ絵とは・・・

にじみ絵

こんな感じです。娘の作品

色をのせ変化を自由に楽しむものです。

にじみ絵に参加したのは

過去の記事にもたくさん書いたようにシュタイナー教育、モンテッソーリ教育、森のようちえんなど子どもの教育に関心があるからです。

過去記事:
シュタイナー教育:
https://hinatanone.com/category/steiner/

モンテッソーリ教育:
https://hinatanone.com/category/monte/

森のようちえん:
https://hinatanone.com/category/mori/

特に私が興味がある教育は、現在一般的に行われる学校の知識の教育と違い、「人」の教育。

日々行っているロルフィングも、身体教育法といわれています。

といっても、うちの子は、現在は公立の小学校に通っています。

毎日楽しく通い、毎日お友達と遊んでいるのですが、

「こうしなきゃ」、「こうすべきみたい」なのが出てきているなぁと思っていました。

また、親の悩みとして「〇〇ちゃんは携帯電話持っている」、「皆ゲーム持っている」

「ほしいな~」と

これも成長ですが・・・そんな時期にきてしまいました^^;

そんな中、偶然、にじみ絵のイベントにお誘い頂き、娘も「行ってみたい」ということで急遽参加してきました。

実際は子どもを預ける形だったので、どんな風に描いたのかはわかりません。

会場はステキな日本庭園があり、それを見ながらソファーで熟睡していました(笑)

そして、その後、先生から親に向けてにじみ絵のこと、子どもについてのお話を聞きました。

そこで聞いた心に残ったことをここに記録として残しておきます(メモしていたわけではないですし、私の勝手な解釈がかなり入っています)

お話の記録

こうあるべき、こうするべき・・・それでは自分が本当は何をしたいのか。

この世に生まれてきた理由に気づけない。

それは誰かに導かれるというより、内から出てくるもの。

その内から出てくるものを阻害しないよう環境をサポートしてやる。

その内から出てくるものが、一見マイナスのように見えても・・・

例えばある子どもが、切り裂きジャック事件などに強い興味を持っていたそう。

親としては当然、気になるところ・・・

その子は、後に映画監督で有名になったヒッチコック。

サスペンス映画の神様といわれ世界中の人々にさまざまな感情を与える役割を果たしました。

つまり、人の運命、使命は抗えないもの。

犬や猫のうんちをひたすらじ~っと見ていた子も、のちに科学者になったとかいう話も思い出しました。

でも、その興味を「やめなさい」と言っていたらどうなっていたのでしょうか。

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ゲームについて

ゲームは、ボタンを押せば、すぐ反応がある「反射」

でも、人と人の関わりはすぐに反応があるわけではない。

ゲームですぐ反応が返ってくる、ボタンで想い通りに動くことに慣れているから、

人と人の関係性になると問題が起こったり、キレやすい子が多いのもそういうことかも・・・

携帯電話もなかった時代は、待ち合わせ場所が違っていても連絡できなかったり、相手のことを想い何分、何時間も待ったり・・・

便利さと違う良さもありましたよね。

 

シュタイナー教育では、一定期間、同じ物語だけを繰り返し読み聞かせることもあるそう。

繰り返し同じものを聞くことで、深く入り、創造したり、表現したりと繋がっていく。

にじみ絵を通して・・・

にじみ絵、単に絵自体にというより、描くプロセス、何を想い、何を感じたのかに

にじみ絵の意義があるのかなと思いました。

空間との関わりとか、偶然できる色と色の混ざりあい、自由な表現。

作品はこうでないといけないとか、こうしなきゃいけないとか評価されるものではありません。

 

私の知人の子どもさんが、幼稚園で絵を描いた時に

太陽の色を青色にしたところ、先生に色を直されたそう。

 

何年も前に聞いたこの話がずっと頭に残っていて「こうでなきゃ、こうしなきゃ」にひっかかる気持ちが私は出てくるのかもしれません。

特に、こうあるべき、こうすべきが強い親の子どもには、「自分」を見つけるのは難しい環境かも・・・という話もありました。

hinataでは、キッズロルフィングを受けにたくさんの子ども達が来てくれますが、

それぞれの悩みの問題が単なる身体の構造でないことも多くあります。

 

精神心理、情報、生体化学、環境、親との関係性、出生時・出生前の問題・・・

だから、状況によりまず親御さんに先に受けて頂くこともあります。

親子、それぞれの【 解放 】を通して、子どもも親も「自分を見つけられる」お手伝いを続けていきたいと思いました。

 

そして、改めてシュタイナー教育はステキだなと感動しました。

たった1回のにじみ絵、子どもはどんなことを感じたのかな。

子ども達は、それぞれどんな人生を送るのかわかりませんが、

自分の本当にしたいこと、運命を叶えてほしいなと思いました。

 

にじみ絵に参加するには・・・

こちらのイベントは

春夏秋冬の年に4回、小学生のクラス(低学年クラス/高学年クラス)として開催されているそう。

ネットで調べても情報はありませんでした。

京田辺のシュタイナー学校で教師をされている方が実際ににじみ絵を教えてくださいます。

会場は今回は奈良の生駒駅近くの公共施設でした。

たぶん次は春頃あるそうなので、興味ある方お知らせください。

私はスタッフでもなくただのいち参加者なので情報が入りましたら個人的にシェアさせて頂きます。

(少人数でしたが、お母さん方が協力しあって自分たちの子どもにと開催しているイベント。閉鎖的なイベントではないと思うので恐らく受け入れてくださると思いますよ)

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