自然療法家 – 東城百合子先生の残した想いと言葉

自然療法 東城百合子 自然療法

自然療法 – 東城百合子先生

たくさんある本の中でも特に好きな本です。


この本は、義理の祖母から譲り受けたもの。

読み物というより実用書ですが、生きる基本のようなものです。

こちらの本もぜひ。

生き方が間違っている!!モノマネではダメ!!

東城百合子先生は、2010年に講演会でお会いした印象が強いです。

勝手に穏やかなおばあちゃんのイメージでしたが、

檀上に登場されてチカラ強い言葉に、会場内の空気が一瞬で変わったのを感じました。

 

栄養学通りにしているのに死にそうになった

しかし、栄養学が間違っているのではない、生き方が間違っている。

生きることは、大多数に合わせたモノマネではだめで、自分で感じる、やってみる!

これは、東城先生が昭和20年に栄養士になったのですが、24年に重症の肺結核になり、玄米菜食、自然療法で病気を克服されたという経緯があってのことです。

 

東城百合子先生の言葉

そこでは、単なる玄米菜食の話ではなく、生きることの意味を熱く語られていました。

その時書いたメモが出てきたので、こちらに残しておこうと思います。

(内容は私が自分なりに解釈した言葉、追記もしたものも含まれています)

 

子育ては、「生きることを教えること」

食べること、掃除すること、洗濯すること

 

頭でわかるもんじゃない、生きることは自分でやってみる、体験することで学ぶ。

でも、今は「そんなこといいから勉強してなさい」という世の中。

コンビニのおにぎりを食べながら、塾通いの子供たちがたくさんですからね。

 

食卓で、教える

料理もやってみせて、やってごらんというだけ

でも、いくら手を出すなといっても親は危ないからと口を出し、手を出す。

 

多くの人は、しんどいことにすら気づけていない

しんどいけれど、どうしていいかもわからない

 

食は、病気にならないため、健康になるためというより

食は、感覚を正常にするもの。

 

楽に生きるとは

何もしないのではなく日々しっかり生きていくこと

 

病気は治す必要ない

病気になるのは自然の流れに沿っていないから

直すのは根性。

 

自然食は、それを食べればよいというのではなく

想いも大切

だから、想いを大切にしていないといくら玄米を食べていてもガンになる。

 

子どもの食が乱れている

しっかりした想い、子どもへの想いで与えた食は子どもの細胞に残る

それは必ず戻ってくる(本人が将来自ら乱れた食をしても元に戻る)

それは「母の想い」も一緒に食べているから

 

玄米、野菜を食べるのではなく

いのちを頂く

アレルギーの人、きちんと食べているのに痩せる人は

おいしく命を食べれていない

食べても命になっていない

 

食べ物は単体では意味がない(その栄養素をサプリメント、点滴で取っても意味がなく、咀嚼して、酵素を出して、内臓を動かしてこそのもので、いのちを食べ、いのちを作るということだと思います。)

 

枝葉だけで、根がない!

原点に帰れ!

 

このように

とても力強いエネルギーとメッセージを頂いたのを覚えています。

hinataでできること

hinataのブログ(ひなたのね)を読んでいる人なら気づくかもしれませんが、

吉村正先生や、真弓定夫先生、シュタイナー教育、モンテッソーリ教育、森のようちえん、ロルフィングなどと同じですよね。

 

便利な社会、楽な暮らし、快適な環境・・・

それと引き換えに大切なものを無くしてしまったのかもしれませんね。

それを熱い想いで、若い世代に伝えたいものがあるのだろうなと思いました。

 

 

それぞれ、カタチ、活動の場が違っても、「大切なものの基本」は同じなのかもしれませんね。

私自身も実践して、生き、伝えていこうと思いました。

 

東城百合子先生がお亡くなりになりました

ふと東城百合子先生のことが気になり、調べてみると今日のちょうど1ヶ月前

2020年2月22日朝にご自宅でお亡くなりになられたそうです。享年94歳。

講演会やご本を通して、また直接いろいろなことを教えて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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