園では、お料理もします。
これまにでも、手搾りジュース、ゼリー、パン、漬物などを作りました。
それも、園庭で育てたお野菜を使ったり、
先生とスーパーまでフルーツを買いに行き、
しぼったり、むいたり、きったりしながら、
色、香り、肌触り・・・
そして作り、味わうという五感をフルに使い食べるのです。
幼児期のこどもたちの感覚は開かれ、
周りに起こることを
あらゆる感覚を通して全身で感じています。
オレンジゼリー
この感覚体験は、その後の成長の過程に大きく影響していきます。
食を通して季節を感じる、
食を通して自然や社会を感じていきます。
ゼリーやパンも、スーパーにおいてあるものではなく、本当の中身を知ることができます。
香料ではなく、本当の香り
着色料ではなく、本当の色
調味料ではなく、本当の味
お野菜が苦手な娘ですが、自分で育てたお野菜をつかったパンや漬物はおいしく食べていますよ。
失敗はチャンス
食器も、割れることを恐れてプラスチック製品を使うのではなく、
できるだけ本物、ガラスや瓶、陶器を使い、触感まで大切に味わいます。
もし、割れたとしても、さまざまなことを学ぶチャンスなのです。
そういったときはどうするのかを学んでいきます。
この小さな時期から困難や問題に解決する力を養い、生きる方法を学んでいきます。
そして、失敗を恐れない強さを身につけます。
便利、楽もいいですが、
そこには、失うものもあるかもしれないということですね。
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