子供にしてあげたい教育

森のようちえん 幼稚園・保育園

娘は3歳になり、もっと知りたい、もっと動きたい、もっと遊びたい・・・

そんな気持ちに私たちで十分応えてあげるのが難しくなってきました。

小さい息子もいるので、日々の遊びは、近くの公園やスーパー、たまに友達の家などで、思い切り子供のパワーを発散できていないのだろうという感じだったので保育園を検討しました。 (4月生まれなので幼稚園は残念ながら来年からなので…)

そこで考えた子供にしてあげたい教育

1. 感覚を阻害しないこと

これが最重要項目です。

与えすぎず、子供本来の内なる力を、出てくるものを阻害しないこと。

日本の多くの教育は、感覚を大切にしているとは感じられません。

親や先生、大人が決めたことが正しいこととして、それができる子が良い子、できない子は悪い子というのはおかしいと思います。

「○○しなくてはいけない」、「○○でなければならない」なんて窮屈ですよね。

早期教育や○○式教育法も、上記の良い子、勉強のできる子にはなるかと思いますが、失うものも多いかと思います。

太陽の色は、青や紫だっていいし

1/3 × 1/3 を一生懸命考えて悩んでもいい

(機械的にしたり、暗記すれば100点だけど、いっぱい考えて0点の方が好きかな)

どろんこになっても、子ども同士喧嘩してもいいと思います。

目に見えるものだけでなく、目に見えない感覚というものを大切にして欲しいと思います。

その感覚を阻害しないよう「見守る」というのは、じつはとても難しく、とっても大切なことだと思います。

2.成長に合わせた自然な教育

私自身語学が苦手ということもあり、子供にはさまざまな言葉をしゃべれるようになってほしいなという思いもあります。

今は何でも吸収する時期です。

うちの子も、私が変なことをしていると「あかんよ!」(大阪弁でダメッ!)と怒ります、しゃべり方までいつの間にか大阪弁ですからね。

だから、英語や、カタカナ、ひらがな・・・早期教育をすれば何でも覚えるはず。

でも、子供の持つ感覚を、知識を詰め込むという方向に持っていくと必ず弊害はあります。

大人にとっては良い子、楽な子になるんですけどね・・・

幼少期の時の影響が、その後成長とともに現れて…、いま心と身体が不安定な人が多くないですか?

良い大学、良い企業に勤めている人でも・・・

「これをしなさい」ではなく、個々の発達にあわせて

 

本人が興味の持ったことをいいタイミングでやらせてあげる環境にしてあげたいと思います。

 

また、悪いことを「悪いから止めなさい」と教える教育よりも、

 

悪いことしたんだと感じる教育にしてあげたいと思います。

3. 縦割り保育 

同じ年齢の子だけでなく、下もいて、上もいて、学ぶこともいっぱい。

お兄ちゃん、お姉ちゃんに教えてもらい、いずれ自分がお姉ちゃん、お兄ちゃんになる。

すてきです。

4. 自然なもの 

自然な木のおもちゃ、自然に近い場所、自然な建物、部屋だといいなと思います。

これも感覚を阻害しないに含まれますね。

プラスチックや化学的なものが悪いということではありませんが、ちょっと無機質で子供にはあまり・・・と思ってしまいます。

木々、土、石・・・自然の生きたものに触れるだけでもさまざまな感覚を得ることができると思います。

想像力もつくと思います。

食べ物も「お野菜を食べなさい」ではなく、子供自ら「自然のものがおいしい」と感じるものにしてあげたいです。

5. 自然と遊べるとこと(森のようちえん)

自然から学べることはたくさんありますし、おもちゃがなくても木の枝、水溜り、虫、・・・なんでも子供はおもちゃにできます。

広い園庭がなくても自由に遊べる場所があるところ。

森のようちえんでは、森や山に遊びに行くのですてきだなと思いました。

6. シュタイナー教育・モンテッソーリ教育・オルタナティブスクール

これは、まさに感覚や自主性・個を大切にする考えのもと行われている教育。

それぞれは別の機会に記事にするとします。

子供の発達のプロセスを十分に考えられていて、私の望むものがいっぱい詰まっています。

私自身が通いたかったなぁと思うくらい。

7. 人

教育法、施設の方針、環境・・・いくらすばらしいものでも「人」が大切。

教育を確実にするために厳格にしすぎて、子供のことを見失っている人もいたり、正しいものとして押し付けてしまう方もおられるので。

もちろん話してみることも大切ですし、子供への対応や雰囲気など直感で感じて「いのちを預けれる」かを感じてみるといいかなと思います。

それは良い人、悪い人ということでもないので難しいですが・・・

もちろん誠実さは必要です。

8.感覚、直感

見学に行った後に、条件だけで私たち親が決めるのではなく

子供に「どう感じた?」

ときちんと確認するようにしています。

「うん、楽しかったよ」ということもあれば、そうでないときもあるので・・・

その後、妻、私も「どうだった?」を話します。

あれこれ具体的な話ではなく、なんとなくの直感を大切にしています。

上記のことを見てみると、

昔の日本の子育てに近いと思いませんか?

小さい子を近所のお姉ちゃん、お兄ちゃんが面倒をみて、体験から善悪を教えてもらい

野原や川で遊んで喧嘩をして

太陽のまぶしさ、緑の深さ・・・

そういったことから教科書では学べないことをたくさん感じ、学んでいました。

私の理想の教育は、特別なものではなくて

古き良き日本の

「昔の子育て」

だったんだなと改めて感じました。

子供をそんな環境にしてあげられたらいいな

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