春の養生法

春 東洋医学

ポカポカとあたたかい春が近づいてきました。

桜も少しずつ咲き始めてきたようですね。

それとともに、hinataにこられる方にも

「春の病」

が出始めています。

春の病

春は、木々の芽が出て、エネルギーが上昇する季節です春

人間はその自然の影響をとても大きく受けます。

くびの痛み
肩甲骨の痛み
花粉症などアレルギー症状
肌荒れ、吹き出物
不眠
精神的に不安定
イライラ
頭痛
めまい
目の周り、まぶたがヒクヒクする
耳鳴り
のぼせ
歯が浮く
炎症の再発(慢性疾患の痛みなど)
仙腸関節の痛み

この季節にとても多い症状です。

東洋医学では「肝」

これらをみてみると、西洋医学では内科、整形外科、耳鼻科、皮膚科、心療内科・・・と身体をパーツ(部分)捉えると、一見バラバラの症状ですが、

東洋医学でいうと全て 「肝」 に関わりのある症状。

そして、この症状をみてください。

共通することがみえませんか?

全てではありませんが、カラダの上部に出ている症状が多いですよね。

また、寒い冬から少しずつあたたかくなり血管が拡張して起こる症状、中から外に向かって出てくる症状ともいえます。

対策

それを、下に巡らせてあげると症状が落ち着くことが多いですよ。

 

状況により西洋医学のお薬もいいですが、症状を抑えているだけでカラダにとっては良いともいえません。

また、ロルフィングなどで扱う筋・筋膜にあらわれる症状も、ただその筋筋膜だけに問題あるわけではないことが多いようです。

では、どうすればいいかというと・・・

季節にあった養生をすることをお勧めします。

誰でもできる簡単なことから初めてください。

「肝」に優しくするために

・ いつもより早く寝る
・ 目を疲れさせないようにパソコン、テレビ、携帯電話を控える(特に夜の光刺激をへらす)
・ 頭を疲れさせない。ぼーっとしましょう
・ 甘いもの、コーヒーなどを控える
・ お花見の季節ですがお酒はほどほどに
・ ローフードをしている人で、これらの症状が出る人は食事でフルーツの割合、ローの割合を調整する
・ 酸味、苦味のある季節の食べ物を取り入れる
・ 早起きをして少しずつ軽い散歩や運動をする

など

特別なことをするのはなかなか難しいので

明日から、今からできることを書いてみました。

(ツボの刺激も有効的ですが、肝といっても肝の経絡のツボを安易に使うことはお勧めできません。)

春はもうそこまできています

あたたかい季節にむけてココロも、カラダも準備しましょうね。

 

コメント

  1. SECRET: 0
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    近い症状出てます(笑)
    すごく参考になります
    ありがとうございます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >あなたの魅力を最大限に引き出す案内人めぐみブログさん
    ここ数日で、急激に気温が上がったので
    さまざまな症状が出ている方が多いようです。
    でも、自然の流れに逆らわず、日々の生活をほんの少し見直すだけで症状は楽になることが多いですよ。

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