ナチュラルハイジーン、ローフードについて

ナチュラルハイジーン 食のいろいろ

マクロビオティックはもはや説明不要なぐらい有名になりましたね。

私は、半マクロビアン です。

マクロビオティックの考えはとても素晴らしいのですが、私は納得できない部分もあります。

ですので、厳格にしているわけではなく基本は

自由な食!

 

そして、中医学の陰陽五行に基づくバランスも考えています。

(鍼灸をしているのでこの考えは大切にしています)

ナチュラル・ハイジーン

最近注目しているのが

ナチュラル・ハイジーン 

「健康を保ち、病気を予防するための理論」だそうです。

その中で、食事だけをみると

・植物性食品を優先する
・加工食品ではなく、全体食をする

これらはマクロビオティックと同じですね。

そして、

・加熱食品よりもローフード(生の食べ物)を優先する。

(ローフードとナチュラルハイジーンは、味付けなどが異なるみたいです。)

生のフルーツはあまり取り入れない&主食・副食ともに熱を加えたものを食べるマクロビオティックと、これが大きく違うところです。

酵素をとり入れる

なぜローフードなのかといえば、フルーツや野菜などの食物の

酵素 を取り入れる為、生食もしくは低温で調理したものを食べるという考えからです。

 

マクロビオティックの考えでは、フルーツ、野菜の生食は、陰性の身体を冷やすものです。

 

ですので、私はローフードを取り入れることに抵抗がありましたが、

ローフード生活をしている方のブログをみて興味を持ち、生活に取り入れてみました。

すると家族も含め身体にいろいろな変化が出て、さらに興味が膨らみました。

 

冷えについての考え方も随分変わりました。

調べてみると、マクロビオティックを経てローフード、ナチュラル・ハイジーンに移った人が多いようです。

ローフード、ナチュラル・ハイジーンの基本は生、低温、酵素。

マクロビオティックでは、酵素が不足?

とすればマクロビオティックでは、酵素が不足するのでしょうか?

そんなことはありません。

つけもの、味噌料理・・・

そして、酵素は人間の体内にあるものだからです。

きちんと一口50回以上噛んでいれば、さまざまな酵素が出てきます。

 

しかし、現代の生活で、それを実践できている人は少ないように思います。

そこで、ローフードの考えで低温、生で食物の酵素を貰います。

病気や症状のある人には特に有効に思います。

 

フルーツや生野菜等食物の酵素は高温になると死んでしまいますので・・・

「人がつくる酵素は限りがある」、「消化酵素の負担を軽くし、代謝酵素として使われるよう食物酵素を」という話も理解できますが、昔の日本人がしてたような食と生活をして酵素を消費し、老いていく、それが本来の自然の流れのような気もします。

しかし、自然な食と生活ができない現代では、外からの酵素が必要なのかもしれません。

できれば、フルーツも野菜も「身土不二、地産地消」で、その土地にあったものを選んだ方がいいですね。

マクロビオティック、ナチュラルハイジーン、ローフード・・・

どれが正しいということはありません。

その人にあっていれば全部正しいと思います。

調べ、体験すればするほど、どれも万人向けではないとも感じています。

「これ!」って決め付けないで、お互いの良いところを補い合えば

現代の生活にあった、自分にあった食ができるのではないかと思います。

食は自由に楽しむ

マクロビオティックでは、極端に陰と陽のシーソーを揺らすことをせず、真ん中の中庸を理想としているのですが、

基本はやはり自由 です。

自由という考え方はとても好きです。

食は人を作ります。

中には、食は空腹を満たすものという考えの方や食に関心のない方もいます。

それはそれでいいのですが、そういった方々の身体の不調に対しても鍼灸や整体だけでなく、日々の生活も含めた提案をしなくてはいけません。

これまでは、生活で大切な「食」に興味、関心を持ってもらうきっかけのツールとして、わかりやすいマクロビオティックを提案していました。

ナチュラルハイジーン、ローフードを体験することにより、これからはそれらも含めてもっと広く、さまざまな考えで提案していけるのではないかなと思います。

噛むことが大切

食の選択も大切ですが、食の基本はやはり、

 

噛むこと。

 

「かめよ、かめよ、よくかめよ」 です。

今後も自分、家族のからだの変化をみつつ、ナチュラルハイジーン、ローフードの世界ももっと噛んでみたいと思います。

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ペタありがとうございます。
    私にとってはローが自然だったので、
    ローフードスクールなるものをしているんですけど、
    でも、人それぞれの現在の自然観を大切にすることがいちばん!だと思ってます。
    どんな食事法にせよ、自然を見つめるスタンスでいきたいですよね!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    hinataさん、おはようございます。
    今回のブログ、まとめるまでにあたって、hinataさんが考えを重ね、言葉をよく吟味して書かれたのが伝わってくる素敵なブログでした。
    私は、マクロビにしてもナチュラル・ハイジーン&ローフードにしても、実際に試して自分で食べてみて、自分の身体の変化を見なくては何も言えないと思い、日々自分なりに自由に実践しています。実践してみると確かに、身体の健康のために、必要な食事なのかもしれませんが、どの理論にしても、それほどまでに徹底しなければならないほど私たちの衣・食・住環境が壊れてしまっている事実がそこにあるような気がしてなりません。自然な暮らしからかけ離れすぎてしまったから、食は命をつなぐものであるはずなのに、その意味を忘れつつあって、食に対するありがたみも薄れ、大事に良く噛んで味わう姿勢も失いつつあります。
    昔の日本人の食卓には、お肉もお魚も、たくさんの旬のお野菜とともに並べられ、おいしくありがたくいただいていたのでしょう。病気になれば、自然の知恵で治していたはずです。
    私も、身体が元気になってきたら、そんなことをぼんやり思うようになりました。
    hinataさんのブログに出会えたことを本当にうれしく思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

  3. hinata より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ローフードスクールBullianさん
    コメントありがとうございます。
    「人それぞれの現在の自然観を大切にする」
    とても大切なことですね。
    私はまだローをはじめたばかりなので、これから食も身体の変化も楽しんでいこうと思います。
    ブログに書かれていた京都オーガニックフェスタにも参加したいなと思っています。
    これからも宜しくお願いいたします。

  4. hinata より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >あやあやあやさん
    こんにちは。
    いつもありがとうございます。
    体験することで見えてくるもの、感じられるもの、
    それは頭で考えているものよりもずっとすごいもののように思いました。
    それを昔の人は感覚的に行っていたのでしょうね。
    これまで、自分は少し頭でっかちになっていたのかなと反省するとともに、楽しい食に出会えてとても嬉しく想います。
    >ローフード生活をしている方のブログをみて興味を持ち
    ちなみにこれは、あやあやあやさんのブログです。
    ご自身、ご家族に・・・という想いが伝わってきて、
    今までローフードは陰だから・・・という考えから、やってみようかなと思いが出て今に至ります。おいしくキャベツ酵素ジュース飲んでいます♪
    こちらこそこれからも宜しくお願いいたします。

  5. より:

    SECRET: 0
    PASS:
    初めて知りました。
    マクロビを勉強中で、果物や生野菜は体を冷やすから控えたほうがいぃと思ってましたが、ローフード生活している方もいるんですね♪
    なんでも依存しないように付き合うのがポイントですね!
    また調べてみます!!

  6. hinata より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >花さん
    コメントありがとうございます。
    花さんと同じく私もマクロビをしていて、果物や生野菜を控えていました。
    ですので、ナチュラルハイジーン、ローフードも「また流行のものじゃないのかな~」とずいぶんと長い間、見て見ぬふりだったんです。
    けれど、実際している人の話を聞き、体験してみると、さらに食が楽しくなりました。
    そうですね。かなり調べたり、考えたりしましたが、結局は、なんでもゆる~く身体の声を聞きながら。そして、楽しく&感謝して食べるのがいいように思います。
    一番の悩みだった果物・生野菜、陰陽、冷えの関係についてもまた記事に書いてみようと思います。

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