子どもが、コマなし自転車に乗る方法 

自転車 自然育児
2015年4月6日のリライト記事です

自転車

まだまだ小さいと思っていた子どもも、もうすぐ小学生。

そこで、そろそろコマなし自転車の練習をしようということになりました。

 

コマなし自転車へ

まずは、コマを外して、親がうしろでサポートする棒に付け替えます。

ヘルメットをかぶり準備完了。

 

そして、ひたすら歩いてもらいます。

(本当はペダルを外した方がいいのですが、面倒なのでつけたまま)

 

こうしてバランス感覚を身に着けてもらいます。

道を3往復ほどすると飽きてきて、「持って押して~」

と言うので後ろからサポートしながら

スピードと進む感覚とよろめく感覚を身に着けてもらいます。

 

これで、乗れるように!?

全体をみる

そうはうまくいきません。

娘は、コマなしデビューで

ハンドルをぎゅっと握り、肩に力が入っている様子。

目線もすぐ手前で下を見ていて

首を前に突き出している。

ペダルも思い切り力を入れて踏み込んでいる。

 

 

それよりも何度も、チラッと後ろを振り返りバランスを崩します。

父を信用していない?(笑)

ひたすら練習ではなく

そこで、

肩を緩めてあげて、

中心感覚を出すエクササイズ(手を組んで深呼吸)

 

そして、遠くを柔らかくみるよう視線を提案し

ペダルをお餅をぺったんするみたいに柔らかく踏むように提案しました。

 

頭の上に触れてあげて、上下の方向性を感じてもらう。

上半身ゆるゆる~にします。

 

すると、数秒間サポートなしで乗れるように!?

 

自然体で

自転車だけでなく、スポーツでも、どんなことでも

新しいことをするのはとても大変。

 

そんなときについつい小手先になってしまったり、力んでしまいます。

 

するとバランスが悪くなったり、うまくいかなかったりするのですね。

人気のフィギュアスケートなども、

気合入りすぎているとリキミが出てステキにみえず、やっぱり・・・の結果になることもありますよね。

どんなこともできるだけ自然体でいれるかが大切かなと思います。

 

状況により歯を食いしばり頑張ることで力が発揮できることもあるとは思うのですが、

できるだけ頑張らない。

力を抜いて、ちょっとした感覚の提案だけで

すっと変われる。

 

ロルフィングも、自転車の練習と同じで、身体や動作、感覚の提案です。

ほんの少しのサポートする、そしてあとは自分で掴んでもらう。

そこで、あれこれと言いすぎても、与えすぎても、いや~となりダメになるし

できるだけ手出し、口出しせず見守る

実はそれが簡単なようで難しいんですけどね。

 

できちゃう子はできちゃうんですね

その後、弟が「ぼくもしたい」と登場。

この人は、いつもどんな時も怖いもの知らず、どっしり安定しています。

何よりも自然で頑張らないんです。

 

いきなり練習なしに数秒乗れてしまいました。

満足して、「おやつ食べてくる」とさっさと家の中に!

末恐ろしいです。

 

次の練習では、スイスイ乗れるようになるといいなと思います。

 

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